<三回目>

本日は、暇を持て余す位なら無理やりでも整備しようと思って車載工具+と部品等をかついで昼から事務所へ。

で、ブレーキ系のO/Hを行ってみた。取り敢えず自分で出来るところまでやる、ということでフロント側からバラしてみたが、特に問題なし。マスターシリンダは死んではいなかったが、沈殿物等ひどい状態だった。基本的にサークリップ抜いてもばねの力で出てこないのは中の程度は推して知るべしということだ、、、、とにかく洗浄して新品で組む。

次にFキャリパーのピストンを例のキャリパピストンツールで抜くのだが、、握力が不足しているのか状況が悪いのかなかなか抜けてくれない、、、、悪戦苦闘して4つとも抜く。固着やひどい錆も無いが、こちらも沈殿物がひどい。とにかく洗浄し、ピカールで磨ききれいにする。ブレーキパッドは表面を皮むきしておく。

で、キャリパシール/ダストシールも組み付けてホースも換え、フルードを入れてエア抜きして終了。シングルディスク故に特に問題も無く逆噴射と普通のエア抜きで完了。ブレーキはようやくまともに機能するようになった。

が、ここらで当方自身が電池切れ、、Rのメンテは後日に回す。やはり筋力も持久力も以前のようにはいかないようである。

帰宅の為走行。普通にブレーキが機能している。タイヤも新しいし無理は出来ないが、ちょっとはマシな状態になって気分も良い。
で、駐輪場に泊め、カバーをかけて、Rホイール側にロックをかけようとしたところ、、、、いきなりエア漏れ音が!?

何だ?と思って確認してみると、タイヤバルブにロックが接触したら、バルブが曲がってエア漏れしているようだ。まあ、、放置されていたしバルブが劣化して付け根にひび割れしたか何かだろう。

このまま明日まで放置すればエアは全部抜けているだろうし、そうなっては移動もきつくなる。そして、まあこんなこともあろうかとタイヤバルブは部品発注時に二個頼んでおいた、、、、最後の予備隊を確保しておいた用心深さが勝負を決めたようだ(笑)

で、疲労感はあったが部品をもって再び事務所へ。流石にタイヤを外さないでバルブを外側から入れることは無理なので手伝ってもらって後輪を外し、ホイールからタイヤをずらすべくビードを落とし、バルブを入れ替える。

本当はバルブをきちんと入れるには特殊工具(特に高くは無い)が必須である。が、事故とW氏が来ないのが重なり未入手。仕方ないのでバルブねじ部にRBのN2キャップをかぶせ、グリスを塗りすべりをよくしたうえでクニペックスプライヤで掴んで、ダンパーを使って梃子の原理で引き出すという特殊工具の模倣で何とか対応。

あとはタイヤを付けてホイールをつけてチェーン引きもして終了。やはりマシな整備ってやつは必要だと痛感させられた一日だった。 あと、予定通りこなすには体力的にきついというのもある。徐々には戻っていくと思うが、無理は禁物だな。

今回の使用コスト

ジュース代(心ばかりの手伝いに対する対価 今度飯でも奢るか、、、)¥90

計 ¥90

合計 \116,672

2007/03/06

追記

本日、Rのブレーキ系をO/Hした。沈殿物等無いし、Fより程度はマシだったが、ブレーキキャリパ内側溝付近とピストンに錆は発生していた。

鋼製溝掃除用ツール(耳掻きのような専用工具)でとピカールでひたすら錆を落とし、消耗品を全交換。
組み上げてエア抜きして終了。 特に問題も無く、正常に機能しているようだ。

これでようやくまともに走行させる気にはなった。3桁程度の速度を出してみるが、、、出せるがやはり250ccだな、、、
あとはプラグ/エアクリ交換と冷却液交換、FフォークO/H、外装一式換装とフレームスライダーの取り付け、Rキャリアの取り付け。その後キャブレタージョイント交換とついでにキャブばらし職人を呼んでキャブのO/Hという所か。

あと、FZ6-S2で申請する序に、こいつの緑ナンバーも申請しておくかとも考えたが、、業務>業務用途での譲渡の際にもナンバーは変更の必要があるのでやめておいた。

今回の使用コスト

特になし

合計 \116,672

2007/03/08