<序>

新年早々旧友からホーネット250を貰うことになった。ブレーキ転倒でフロント/左側面に損害を受けて半年以上放置されていた機体なので修理やメンテで手がかかる事は確実なのだが、良い経験になりそうだ。

ただ、現状バイク2台体制で不都合は全く無いし、主に任意保険の問題で3台所有はキツイので直して自分では持ちたくない。
どうするか は後々考えるとして今回のプロジェクトのテーマには、日頃殆ど考慮に入れていないコスト管理を徹底して取り組んでみたい。こういうアプローチの仕方もたまには悪くは無いだろう。勿論、削ってはいけないコストは削るつもりは無いが。

実際に機体を見てみると、、、、
スピードメーターがアウター/インナー/カバーと共に崩壊しており、ASSY交換は必至。
フロントフォークは錆はあるものの歪みは見た所判別できない。
ヘッドライトはレンズに傷が入っているので要交換。
左前ウインカーは根元が折れている、接着でも何とかなりそうだが。、、、?
チェンジペダル/サイドスタンド出し用ステーが歪んでいたが、取り敢えず曲げて使用可能なレベルに。
バッテリーは奇跡的に生きていたが当然セルを廻す力は無く要交換。
フュエルタンクは左に凹み。右にも小さな凹み。小傷多数。内部に錆は無し。
フロントタイヤはクラック/硬化/溝少ないので要交換。リヤタイヤは少し硬化気味だが溝も多いし使用可能か?
ドライブチェーンは交換して間もなく放置モード故、少々錆があるがそのまま使用可。
スパークプラグは錆もあり要交換。

取り敢えずプラグを外し、E/Gオイルをシリンジで少々入れ、タンク/キャブの腐ったガソリンを抜いて新しいガソリンに入れ替え、車とブースターケーブルで繋いでセルを廻したところ、、、
ホーネット/カムギア特有の高めのサウンドを出してまあ普通に始動した。プラグの錆を見て最悪の事態も考えていたが思ったより程度は良いのかもしれない。

ところが、ブースターケーブルを外すと全くエンジンが廻らない、、、、再度繋ぐと快調、、、、どうみても電気の問題だ。常時点灯式でウインカーポジションもある本田車だから負担も大きいか。バッテリー換えると戻るだろう。が、後の自宅までの回送には非常に苦労した。

機体情報

CB250F ホーネット '97モデル 青 走行距離 約36,000km(メーター上) 自賠責期限 H20/01/27

RBで購入したようなので例の車体カバーとロックもついてきた。で、代金として気持ちだけ\20,000渡しておいた。

現在までのコスト
車両代 (\20,000)

2007/01/08