<低速時のエンジンストール>

TDM900は、フュエルインジェクションになっているので燃料噴射は電子制御、つまりプログラムされた噴射量になる。もちろん、アクセルオフ時にはフュエルカットもされているのだろうが、、、

最近、低速時や制動時等にストールを何度か起こしたので、原因を考えてみたのだが、最近アイドリング調整をして少し低めに合わせていた。そのためにおそらくフュエルカットが原因で再度のスロットルの開けはじめについてきていないと思われるのだ、、、。

アイドリングを元に戻すとこの現象は治まったので、正解だったのだろうが、、、
ちょっとアイドリングを動かしたくらいでストールされてはかなわない!と思う、、、ちょっとした坂で左折時ストールされて下手すれば転倒する所だったし、、このあたりも単にプログラム次第だと思うのだが、、まだまだフュエルインジェクションも普及しきってはいないし、そのあたりの煮詰め方が甘いのかもしれない。

まあ、同様の失敗をしないように、アイドリング調整をして少し低めに合わせるのは止めておきましょう。

2003/10/05

追記  TPSのリコール

今更だが一応記載を

忘れていたが、TDM900はTPS(スロットルポジションセンサー)にリコールが発生している。
症状は「スロットルを戻した際にクラッチを切るとエンジンストールする事がある」と云うモノだ。 上記症状は恐らくソレに該当するモノと思われる。


リコール対象車両は対策情報 2006.12.7から車両番号を見ればよい。

中古の機体を購入等で履歴が分からない場合は、フレーム右前の車両番号打刻位置付近に「Yのシール」が貼ってあるかを確認すればよい。
リコールなら「R」風の円形のリコールマークのシールだが、コレはリコールでは無い「対策」なので「Y」のシールだ。

無い場合には、近所のYSPに出向く等して確認と対策作業を依頼すればよいだろう。

2010/03/18