TDM900の車載工具のRショックプリロード調節用フックレンチは非常に使いにくい。パイプで延長しないと力が掛からないしRインナーフェンダーがジャマで作業空間も無い。イライラしながら試行錯誤して無理矢理廻す事になるしかないので効率は非常に悪いし苦痛である。 で、某所掲示板で改良のアイデアを出したところそれを形にした方が居られたのでそれを模倣させて頂く事にした。
レンチの柄のくびれている部分から先をグラインダー等で落とし、ボルト穴(8mm)を開け、ボルトとナットを組むだけである。ボルト/ナットは12mmで廻せるように汎用ではなくバイク用廃棄部品等から調達すると良いだろう。
これで、12mmのオフセットのある普通のメガネレンチでも使えば多少は作業しやすくなる。ボルト/ナットの6角とメガネの12角で送り角や逃げを上手く作って力をかけて廻せばよい。
ただ、、今回はボルト/ナットを溶接等していないのでコレが緩む方向には廻せない。ので時計廻りにキクナットを廻す際には下側を、反時計廻りに廻す場合には上側を保持して廻す必要がある。多少面倒なので何とかしておきたい。
出来れば車載工具でなくマシな商品を改造したい気もするが、そうすると加工が難しくなるのも事実なので悩むところだ。
まあ、少しでも楽にしたいと思われる方はやってみると良いだろう。
2006/05/06
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