<セルモーターの分解整備>

昨日、セルの回りが悪いので取り外してブラシを確認してみた。

結論から言うとハズレで、スイッチ接点かスターターリレーの問題と思われ。

必要部材等

3AJ-81801-00 セルモーターブラシ (\3,696/)※今回未交換
1FK-81847-00 Oリング セルモーター>エンジン間(\168/)
11H-81844-00 ガスケット セルモーター (\504/)×2※今回未交換

7/10/12mmソケット/ラチェット
インパクトレンチorブレーカーバー

トルクレンチ(20〜30Nm付近)
ラスペネ等
シリコングリス
オイルパン
エンジンオイル※300ml前後
ウエス
パーツクリーナー
ハンマー/叩き棒
シールドライバー/マイナスドライバー等

手順

先ず、エキパイ/サイレンサーを取り外す。サイレンサー左右を取り外し(10mm+HEX6mm? CEOはクラウザーキャリアに変更済故12mm 左右)、エキパイの機体下部の12mmとフランジの12mm×4を外す。フランジ部スタッドボルト/ナットは破損しやすいので浸透潤滑剤+打撃+加温でインパクトレンチかブレーカーバーで外すこと。

オイルパンを敷き、エンジン下部に逆さに付いているセルモーター取り付けボルト(10mm×2)を外す。機体左から叩き出すとギアの勘合が外れる。

セルモーター中央部のリード線カバーをめくり、取り付けナットを外す。

セルモーター外側の2本のボルト(7mm×2)を外し、カバーを取り外す。ワッシャ類が多く入っているので紛失したりしないように並べておく。
配列は、車体ギア側から、
フロントブラケット/ワッシャ(爪ありワッシャ/円/円)/アーマチュアコイル/ヨーク(本体筒)/ ブラシ(ホルダー)/ワッシャ(円/円/円)/リヤブラケット

中心のアーマチュアコイルは、汚れていたら600番程度の耐水ペーパーで磨く。
ブラシが摩滅していたら新品と換装する(10mm)。四本のブラシを押さえながらコイルを戻すのは難儀だが、助っ人をに押さえもらうかコイルに軽く引っ掛けてドライバー等で上手く押し戻していけば何とか。

ガスケットも新品に換え、Oリングも換え、シリコングリスを塗布し、元に戻す。
締め付けトルクは、セルモーターカバーボルト10Nm、セルモーター取り付けボルト10Nm、サイレンサー/ステー取り付けボルト24Nm、エキパイフランジボルト20Nm、エキパイ/車体下部取り付けボルト24Nm。

2012/06/15