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ステムベアリングは常にフロントの荷重を支えているので負荷も大きく、消耗も仕方の無い事かもしれない、が、ヤマハ車は特に早いような気がするのは気のせいだろうか？
ＣＥＯのFZS1000も、10,000km〜15,000km程度でベアリングがパキパキと不快な音をさせ始めたりするようだ。他の判断方法は、センタースタンドをかけてフロントを浮かせてハンドルを左右に切って、スムーズに引っかからずに動作するかで判断できるだろう。
今回、自分でベアリング交換くらいやってみようと思いチャレンジしてみたのだが、ＳＭに記載されているようにタガネで抜き取るのはアマチュアには至難の技のようで、仕方なくカラーだけはそのまま使用して交換した。（レッドバロンもタガネで抜き取っているようで痕が残っていた。）
もうひとつの実験として、ベアリングに添加剤ＮＮＬ６９０を塗りこんで耐久性が上がるかテストしたかったというのもある。全て新品に換装しての実験とはいかないが、チェーン等の実績からも、かなりの長寿命化が期待される。（チェーンは現在59,600km走行でも全く伸びきっていない）
ちなみに、三つ又をばらしてベアリングを換装するには、6mmのヘキサゴンレンチと、27mmのソケットと特殊工具リングナットレンチ 90890-01403 12.7sq用 ￥3630/3900 と、100Nちょいまで測定範囲のあるトルクレンチが必要である。
車体をジャッキアップしておく必要もあるのでジャッキとリジットラック×２も用意しておく事。
三つ又の上部のねじ山をぶつけて潰してしまわないように注意。
必要部品
4DN-23416-20-00 カバー、ボールレース ￥1165/1250
93399-99931 ベアリング 上 ￥1490/1600
93399-99932 ベアリング 下 ￥1490/1600
3FV-23462-00-00 シール、ステアリング ￥775/830
2003/08/15
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